中国の最新コミュニケーションロボット

深センルイマンインテリジェント機器有限公司は、深センのロボットパークで2015年に設立された会社である。家庭用ロボットの研究開発と製造が主な事業であり、ルイマンは2016年に最初の家庭用子供向けロボットを開発し、人とロボットの音声コミュニケーションを実現させた。

多くのロボット企業が立ち並ぶ通称“ロボットパーク”

中国の先端技術でロボット開発をするルイマン

深センルイマンインテリジェント機器有限公司では、中国国内最先端の技術を用いて、家庭用ロボットの他、商用ロボットの研究、開発、生産、販売、リースにも取り組んでいる。店舗販売用ロボットや商用のヒューマノイドロボットを主に取り扱っている。

ルイマンオフィス内の様子

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映像のルイマンロボットは、ARM Mali-T760 GPU搭載のRockchip RK3288クアッドコアARM Cortex-A17をベースにした高度な機能を備えており、3つのマイクロコントローラ、赤外線センサー、3Dカメラセンサーを備えている。さらにステレオマイク、内蔵スピーカー、10.1インチのタッチスクリーンでコミュニケーションをさらにスムーズにさせている。ロボットの充電が少なくなった場合は、ロボットが自動的にチャージャーに戻って充電を開始する。
現在は中国の市場でなんと500ドルという破格の値段で出荷するために、現在20人のエンジニアからなるチームを編成し、プロジェクトを進めているという。
今後、中国国外にもルイマンロボットを展開するとのことなので、興味がある方は続報に期待しよう。

リンク:深センルイマンインテリジェント機器有限公司